公安9課のリーダーで通称は「少佐」。脳以外のほぼ全身を義体化済みのサイボーグ。野戦、格闘技など物理的な攻防を得意とし、同時に電脳戦にも秀逸な技量を発揮する。使命遂行のためには別の義体を使うなど、手段を問わないプロ中のプロ。
公安9課の課長。クセのあるメンバーをまとめる総指揮官で、「猿オヤジ」と慕われる。自衛軍情報部の出身を活かして各界へのパイプも太く、政治の介在する難局で手腕を発揮する。自身には権力欲や出世への野望が乏しく、冷静に事件に対処する。
格闘や銃撃を得意とする公安9課メンバー。元陸上自衛隊レンジャー部隊の精鋭でゲリラ戦の経験者。レンズ状の両眼は陸自時代に義体化した名残りだ。あらゆる点で素子の行動をサポートし、右腕的な存在として行動。彼女のよき理解者でもある。
公安9課のルーキー。素子が警視庁から抜擢したメンバーで、荒っぽい対処よりは刑事出身を活かした地道な観察と推理を得意とする。妻と子ども2人の家族持ちで義体化率も少なく、ほとんど生身と言える。正義感が強いことで一目置かれている。
ヒゲが特徴の公安9課メンバー。電脳戦に精通したエキスパートで、ハッキングの他にワクチン作成も手がける。素子とは9課以前からの長いつきあいになる。
眼帯のような義眼が特徴の公安9課メンバー。傭兵出身で、素子との銃撃戦で左目を失った。人工衛星とリンク可能な義眼を使用し、必中とする狙撃のプロ。