ＴＶシリーズ 新・天地無用！
1997 TV（アニメ） 全26話 【SF/ファンタジー／コメディー/ラブコメ/ギャグ】
ミステリアスなストーリー展開と爽快なアクションを織り交ぜた
これまでとは一味違うラブコメ新境地！
相変わらずノンキな日々を送っていた天地ファミリー。そんなある日、天地は一同を残して修行のために東京へ旅立つ。到着早々、修行先の渋谷天満宮の和尚の代理で地鎮祭を執り行う天地と勝仁。しかし、地鎮祭の最中に邪霊・狗麗稗吐が現れ、人々を襲撃！その瞬間、幻想空間に次元トンネルが口を開け、6人の女性が現れた！
監督に高本宣弘、シリーズ構成に関島眞頼とメンバーを一新したTVシリーズ第2弾。第1話は天地が神主の修行のため岡山から東京の高校へ転校するという衝撃の発言からスタートする。追いかけてきたレギュラーメンバーのドタバタを見せつつ、彼女たちをいったん切り離して描かれたものとは、普通の同級生・佐久那から告白されるという展開だった。この路線転換はロングランに入ったシリーズに新たな局面をもたらした。主題歌は上の世代にはたまらない山本リンダ（第1話のサブタイトルに「ウラウララ」と入っているのはそのため）、音楽は『ドラえもん』の菊池俊輔など、さまざまな面からそれまでと違う方向性を模索した異色作だ。【アニメ評論家・氷川竜介】
1話ずつ
