昭和16年夏。真珠湾攻撃が決行されると、日本軍は急速にその勢力を拡大していった。そんな中、クリスチャンの学生・江上(篠田三郎)は、恋人・京子(夏目雅子)の目の前で刑事に連行されてしまう。一方、下町の理髪店では、小林(あおい輝彦)の出征式と美代(関根恵子)の結婚式をかねた祝典が行われていた…。
昭和16年から20年にかけての南方戦線を中心に、過酷な運命をたどった青春群像を描きながら、日本人にとって戦争とは何かを問う感動の大作。監督・舛田利雄、脚本・笠原和夫の『二百三高地』の名コンビが映画史に新たな1ページを刻んだ一作で、丹波哲郎、三浦友和、西郷輝彦ら豪華なキャスト陣も大きな話題に。
1982年・日本・180分 配給:東映
監督:舛田利雄 脚本:笠原和夫
キャスト:丹波哲郎、三浦友和、西郷輝彦、篠田三郎、あおい輝彦、関根恵子、夏目雅子、梅宮辰夫、田村高廣、若山富三郎