梧桐組の援護任務、その直前にツヴァイはクロウディアの護衛を命じられてしまう。アインだけでは荷が重過ぎるのではないか…。任務解除を掛け合うツヴァイ。だが、クロウディアは、それ以上に大事な用があると、彼に赤いパスポートを手渡す…。「これは君のパスポート。本当の君が…過去が…ここにある」記憶を取り戻し人形ではなく自らの意志を持った同志として改めて、ついて来て欲しいと言うクロウディア。しかし、ツヴァイはパスポートを開くのをためらう…。過去も記憶も無い、それ故に機械的に殺す事ができた。本当の自分を取り戻したら…暗殺者でいられる自信は無い…。すると、クロウディアは記憶を取り戻した後、彼が望むなら故郷に帰してくれると約束をする…。嘘だとは知りつつも、ツヴァイは魅入られた様にパスポートを開く…。