ただ終わりだけを求め、全てを諦めた様子の玲二。そんな玲二にエレンは、これまで自分を生かし続けていたものが何なのかを打ち明ける。それは、命を助けられたあの日…玲二の「生き延びろ」という言葉だった。負傷したアインとの唯一残っている約束のために…。玲二は彼女と共に生き続ける道を選ぶ…。あれから2年後、長い逃亡生活を経て、2人は日本に身を隠していた。夢のように平穏な日々、普通の若者の様に高校にも通い、このまま過去を忘れて生き続けて行く…、そのはずだった。だが、夢の終わりは唐突! …忘れていたはずの銃声が玲二を現実に引き戻すことに…。