ワタルは、ナギの許婚であった。ナギに許婚がいることに対し、生活観の違いを再認識し感心するハヤテ。だが、ナギはそのことを必死で否定する。ナギは、ハヤテが自分に許婚がいることを怒っていると思い込んでしまっていたのだ。さらに、ワタルはワタルで、ナギではなく伊澄のことが好きなので、ナギとワタルの関係は決められた許婚という関係だけで、そこに恋愛感情はなかったのだ。伊澄がワタルのことを好きになれば、問題は解決するのだが、実は伊澄は、ハヤテに好意を抱いている…。ナギとハヤテ、そしてワタルと伊澄。この4人の関係は、複雑に絡み合っているのだ。