スカーレットは夢の中で昔のことを思い出していた。つらかった訓練の日々、そのなかで傷ついた彼女を優しく抱きしめてくれたクルスの笑顔。目覚めたスカーレットは、首元のペンダントに手を当てる。その頃、単独行動していたサリーレイヤーは、暗黒の塔の目前でペットの犬助と共に食事の準備をしていた。そこに襲いかかるヤオの者。だが、強力なシールドのおかげで攻撃は全然効いていない。食事が終わりようやく戦闘を開始するものの、得意の防御からの反転速攻は、この敵には距離があり過ぎて通じない。一瞬のスキをつかれてピンチになったサリー。犬助が助けようとするものの、逆に犬質にされてしまう。無抵抗のサリーは身体を手繰り寄せられ、ヤオの者からトドメの一撃が…! だが、倒されたのはヤオの者の方だった。バリアコーティングで敵の攻撃を無力化し、かつ犬助とのコンビネーションプレイで敵を油断させつつ、近距離からの攻撃に成功したからだった。