才人は、ご主人様ルイズから洗濯係り、世話係り、また洗濯係りと次々と仕事を命じられ、屈辱と侮辱の日々を過ごしている。ルイズの傍若無人な振る舞いに閉口する才人だが、ルイズがクラスでは魔法が使えないことで「ゼロのルイズ」と呼ばれていることを知る。ここぞとばかりに才人はルイズをからかうが、ルイズの逆鱗に触れ部屋を追い出されてしまう。そんな不憫な才人だが、シエスタにご飯をご馳走になったり、年齢以上に色っぽく発育したルイズのクラスメイト・キュルケの部屋に呼ばれ、艶めかしく誘惑されたりと、意外にもモテ展開になるのだが…。そんな骨抜きの使い魔を見て、ご主人様は黙っているはずがなかったが、ルイズはふと思い立って、虚無の曜日に才人を連れて城下町に買い物へ出かける。