アルペンレーサー時代の高いポテンシャルを武器に、技術選で常に上位を争う活躍を見せている栗山太樹。その彼が常に意識しているのが推進力のあるターンの実践。ただスキーに乗ってなんとなくカービングターンをしているだけでは推進力は得られない。ターン後半の遠心力から生まれる外力と溜まった圧力を解放、そしてクロスオーバーを適切なタイミングで大きく行うことで生まれる推進力を得るためのレッスンを紹介する。大回りと小回りに求められるポイントを、様々なミスケースや対処方法と共に解説していく。
▽Contents
・大回りのポイント
楽に大きくカービングターン
クロスオーバーができない
ターン途中で動きを止めてしまう
X脚を直す
・小回りのポイント
ひねる動き
身体を大きく動かす
スキーで頭の体操
・技術の応用