神奈川県・御友島。ここで開かれている自然学校には、15人の少年少女が参加していた。合宿が始まってから1週間ほどたったある日、彼らは退屈しのぎに島の洞窟体験を思いつく。洞窟の奥には、蛍光灯の光に明々と照らされ、何台ものコンピュータがずらりと並んでいた。それらの持ち主である怪しげな男はココペリと名乗り、新しいゲームを開発中なのだと説明する。「地球を襲う15体の敵を、巨大ロボットを操って倒す」というココペリのゲーム。その内容に興味を持った子供たちは、テストプレーヤーとしての契約を交わし、いつの間にか元の浜辺へと転送されてしまう。宿舎への帰りを急ぐ彼らの目の前に現われたのは、黒い巨大なシルエットだった。