「なんたる迷惑であることか!」
ちゃっかり生きてる望をよそに、2年へ組には困った少女がまた1人。彼女の名は愛。優しすぎるがゆえに罪の意識で心を塞いだ悲しい女。その苦しみの先にあるのは“死”――。同じ道を辿る愛の手を強く握り、望は沖縄へ飛んだ。拭いきれぬ罪悪感を抱きながら…。
「そうか、これは証拠過多ですね!」
ぐだぐだな生前葬を終え、望の周囲に平穏な日々が戻ってくる…。…はずもなく、へ組の絶望少女が最後の難事件を巻き起こす。しかも今度は正真正銘の悪の枢軸娘。波瀾万丈の第一期『さよなら絶望先生』、最後の最後、またも望の身に危険が…!