彩、由宇、詠美、の元に次々と届けられる謎の同人誌。その中身を見てしまったせいで三人は漫画が描けなくなってしまった。その同人誌は噂に聞く毒同人だったのだ! 毒同人、それは見た者の同人生命を百日縮めるという恐怖の同人誌……。その毒同人の発行元が和樹の大学のサークルだと気づいた和樹は瑞希、玲子と共に怪しい雰囲気の旧サークル会館へ向かう。薄暗いサークル会館の中はその外観に負けず、怪しい雰囲気だった。和樹たちが天井一面に貼り付いた出がらしティーパックの『悪夢のサボテン畑』や、漫研とアニメ研が一年間買いに買った雑誌やコミック、同人誌が一年に一度、積まれている自らの重さに耐え切れなくなって恐怖の大波と化す『ビック・ウェンズデー』などを体験(?)しながらも、ついに漫研前にたどり着く和樹たち。しかし、その部屋の中からはどこかで聞いた事のある声が……。