若獅子杯で沖本瞬に敗北した伊藤芳一は、波城組ナンバー1代打ちの津神元と対局をし、圧倒的な力の差を見せつけられる。一方、後藤正也は元禄杯での事件から立ち直れず、新宿の組織の代打ちを買って出て、仲邨組の影村、一心会の奥寺、そして波城組ナンバー2の北岡と6億円が掛かった卓を囲むことになる。残りの指を賭ける影村、妻子を人質に取られる奥寺を筆頭に、各々の人生を賭けた闘牌が始まる。
『週刊漫画ゴラク』誌にて長期連載中の来賀友志原作による人気コミック『天牌』を、『クローズZERO』『探偵はBARにいる』の波岡一喜主演で、映画化したギャンブル・エンターテインメント。天性の強運と感性を武器に、牌と共に生きる決意をするギャンブラーの生き様を、巧みな心理描写と秀逸な闘牌表現で描く。第2弾では芸能界でも有数の雀士である“アンタッチャブル”柴田英嗣が競演。
2011年/日本/79分
監督:小沼雄一 原作:来賀友志
キャスト:波岡一喜、柴田英嗣、北代高士、榎亮太朗、城明男