「わたし」の人生（みち） 我が命のタンゴ

あらすじ

主婦である鈴木百合子は、子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩き始めようとしていた。そんなある日、百合子の父で元・大学教授の修治郎が、痴漢行為で警察に保護された。父の異変を心配した百合子は、修治郎を病院へ連れて行き、そこで予期せぬ事実を知らされる。修治郎は“認知症”を患っていたのだ。病気の進行への不安と介護という現実に衝突し、家族は離ればなれになっていく。

ストーリー

老年医療に長年携わってきた精神科医・和田秀樹が、『受験のシンデレラ』に続いて監督を務めたヒューマン・ドラマ。認知症となった父の現実を受け入れられず、離ればなれになってしまった家族が、“タンゴセラピー”という最新音楽療法を通して絆を取り戻していく。高齢化社会、介護制度などといった現代社会が抱える問題に真摯に向き合い、家族の再生を描く。秋吉久美子、橋爪功ら実力派俳優競演。

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