無言歌

あらすじ

1949年に中華人民共和国を建国した毛沢東は、独裁体制を確立。56年、ソ連のスターリン批判を教訓に、共産党への批判を歓迎する“百花斉放百家争鳴”を提唱した。だが方針を一転させ、批判した知識人らを“右派分子”として、辺境の地・ゴビ砂漠の再教育収容所“夾辺溝”へと送り込んだのだった。そこでは過酷な労働による疲労と飢えで人々が次々と命を落としていった。

ストーリー

『鉄西区』『鳳鳴―中国の記憶』で、山形国際ドキュメンタリー映画祭グランプリを二度受賞しているワン・ビン監督。世界的ドキュメンタリー作家として活躍する彼が、自身初となる長編劇映画を手掛けた社会派ドラマ。ヤン・シエンホイ原作の小説を基に、文化大革命前夜に起きた“反右派闘争”の悲劇を、徹底した取材に裏打ちされた衝撃のエピソードと圧倒的な映像美で描く。

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