学院内で多発する自動人形が魔術回路を奪われた無残な姿で発見されるという謎の事件。その犯人はカニバルキャンディと呼ばれる人形使いらしいが、その正体は不明であり、学院の風紀委員たちによって調査が続けられていた。そんなある日、風紀委員の主幹であるフェリクスに、学院にやってきたばかりのため容疑者ではないという理由から、犯人を見つけ、倒して欲しいと依頼される雷真。見事カニバルキャンディを倒し、事件を解決した暁には、夜会へのエントリーを提供するという。話し合いの最中、またカニバルキャンディが現れたとの報告が入り、現場に向かうと、そこには破壊された自動人形をじっと見つめるシャルの姿があった。様子のおかしいシャルに話しかける雷真だったが、シャルはそのまま立ち去ってしまう。そしてその夜、寮の自室で休む雷真のもとに、突然シャルがやってくるのだが……。