軍部から潜入調査を命じられ、とある孤児院へとやってきた雷真と小紫。中に入っていくと暗がりの中から一匹の犬型自動人形が話しかけてきた。自らをヨミと名乗る犬型自動人形に、雷真は建物の案内を頼む。ヨミについて行く雷真たちがたどり着いた場所では、フレイと同じ真珠色の髪と紅い目を持つ子どもたちが鉄格子の中で食事をとっていた。子どもたちは百万人に一人の割合でしか生まれないというプロミスト・チルドレンと呼ばれる人間の中でも特に魔力親和性の高い個体であると説明するヨミ。こんなに大勢のプロミスト・チルドレンたちが、都合よく孤児になっているはずはないと不審に思う雷真に、ヨミはもっとおぞましいものを見せてやると告げ、孤児院の奥へと連れていく。そこにあったものを見た雷真と小紫は、あまりのおぞましさに愕然としてしまう。