新任女教師官能のデッサン

車椅子で生活する哲也（片岡命）は、登校拒否の高校生。そんな彼の楽しみは、絵を描くことと望遠鏡で他人の私生活を観察することだ。ある日、向かいのマンションに若い女性が引っ越してきた。絶好の覗きのターゲットとなった彼女こそ、哲也の高校に赴任してきた美術教師の須藤礼子（松井早生）だった。ただひとり哲也が心を許す幼なじみの同級生ルミ（うさみ恭香）は彼の部屋を訪れるたび愛撫で射精に導いていた。しかし、哲也の関心はルミから望遠鏡で覗き見る礼子へと移ってゆく。一方、礼子は教室で哲也の描いた絵を見て、彼の心の叫びを聞く。下半身の自由を失った悲しみと絶望に触れた礼子は、彼を立ち直らせようと生活指導担教諭の塚田（木村佳作）と家を訊ねた。だが、彼女のプライベートを覗き見している後ろめたさから、哲也は礼子を拒絶する。それからも、礼子は粘り強く哲也の部屋を訪れて説得を続けた。その純粋な優しさに、哲也の態度も変化していく。しかし、塚田から強引に迫られた礼子は、その肉体も許してしまった。それを知ってショックを受ける哲也。ルミと関係している塚田は、哲也を陥れるための罠を仕掛けるが…。

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