負けず嫌いなキラならば必ず“勝ち”にくる――。月がキラである可能性が高いことから自ら月の大学に入学したLは、親睦を深める為にと月へテニスの勝負を挑む。月のプレイスタイルで性格を分析し、反応でキラとの関連性を推測するが、実はLの提案したテニスの本当の目的は、別にあった。月の動向を深く探りたいLの本当の目的は――「月を捜査本部に連れて行くこと」だった。月は、ムキになって勝ちにいくことはキラっぽいが、Lが親睦の為と銘打ったこのテニスの目的は他にあると気付き、先手必勝とばかりにテニスでは月が勝利を収める。流河と名乗る男が本当にキラ事件の指揮を執っているLなのか証明したい月は「流河に頼みたいことがある」とLをお茶に誘う。しかしLも、聞けることなら何でも聞くがその前に言っておくべきことがあると先手を打ち……。