「なんでそれ言っちゃうの!?」
「ケータくん、今トイレの大、入ってたよね?」学校のトイレから出てきたケータに、フミちゃんの言葉が炸裂した! 「えぇええええーーーーー!」あまりの衝撃に言葉が出ないケータが心で叫ぶ! 小学生のケータにとって“トイレの大”は見られたくないことのひとつ。なおもフミちゃんは学校中に言いふらし、ケータの顔色はどんどん青くなっていく。いつもは、そんなことをしないフミちゃんが一体なぜ!? なんと、フミちゃんには秘密を暴露させる妖怪“バクロ婆”が取り憑いていたのだ! ケータは街中を走り回り、友達になった妖怪たちを召喚して、バクロ婆を捕まえようとする! ケータの思いはただひとつ。安心してトイレがしたい!!!