【あらすじ】
プロローグは、ムッシュ・エトワール(柚希礼音)を中心とした黒燕尾のボレロから、豪華絢爛なレビューが繰り広げられる。Gemini<ふたご座>とある小さな劇場で、半分は男、半分は女の衣装を身にまとったボードビリアン、ジェミニ(紅ゆずる)が歌う…。Cancer<かに座> ヘラクレス(柚希礼音)は、まだ見ぬ恋を求めて旅に出る。すると水面に浮かぶ宮殿に迷い込み、美しい乙女ヘーラ(夢咲ねね)と出会う…。Virgo<おとめ座> “星”にまつわる宝塚のショーナンバーをスターたちが歌い継ぐ、真夜中のスペシャルレビューが繰り広げられる。Scorpius<さそり座> 暗黒の夜空にただ一つ、燃えるように輝くスコルピオ(柚希礼音)は夜空を、そして世界を輝かせようと、ただひたすら踊り続ける。しかし、命を燃やして踊り続けたスコルピオは、やがて息絶えてしまう……など、数々の星にまつわる場面が繰り広げられる。
フランス語で“星”を表すエトワール。その星々が織り成す星座の神話にテーマをとったレビュー作品。
’13年/星組/東京宝塚劇場/キャスト:柚希礼音、夢咲ねね、紅ゆずる ほか