『怪盗楚留香外伝−花盗人−』（’13年星組・台湾・千秋楽）

【あらすじ】
　酒と女をこよなく愛し、冒険と正義のために盗みを働いては現場に香の匂いを留めて去る洒脱な怪盗・楚留香（柚希礼音）。ある日、楚留香は名剣客の息子・薛斌<せつひん>（紅ゆずる）の結婚式で披露される家宝を奪うため、織物問屋の主人・宝香斎に姿を変えて薛家に紛れ込む。花嫁が披露されるその時、彼女は今朝早くに急死したと告げられる。そこで花嫁の顔を改めると、薛家とは犬猿の仲である左家の娘・左明朱（夢咲ねね）であった。その上、自分は左明朱ではなく許婚だと言い張り、その場に居合わせた人々は騒然となる。見かねた楚留香は、謎解き好きの宝香斎として事件の推理に乗り出すのだが…。

宝塚歌劇団初となる台湾公演において、当地の娯楽小説の人気キャラクター、怪盗・楚留香<そりゅうこう>の活躍を宝塚歌劇ならではの華やかな演出でミュージカル化した。

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