熱いリズム、燃え上がる恋、嫉妬の炎など、様々な「熱」の形を具現化した情熱的でエネルギーに満ちたダンシング・レビュー。真紅の大階段、グラドス(瀬奈じゅん)が静かに、内なる情熱を込めて歌い出すと、第1夜「情熱(パシオン)」が始まる。第2夜「熱毒(ベネノ)」では、アパショナード(瀬奈じゅん)が、ほてった熱を冷ますようにバラードを歌う。アパショナードは通りかかった清楚な少女チカ(羽桜しずく)に薔薇を一輪渡して去るが、チカは薔薇の棘で指を刺してしまう。バンピロ伯爵(霧矢大夢)を中心とした血の舞踏会が廃墟で開かれ、その夜の獲物となったチカは情熱の高まりを歌うバンピロ伯爵に魅かれていく…。※著作権上の都合により、楽曲の差替え及びヴォーカルのカット等、一部割愛致しております。
’09年/月組/東京宝塚劇場/キャスト:瀬奈じゅん、霧矢大夢 ほか