白髪魔女伝　第5話

あらすじ

練霓裳（れん・げいしょう）は鉄飛龍（てつ・ひりゅう）の娘である鉄珊瑚（てつ・さんご）とともに鉄邸に赴く。鉄飛龍は珊瑚の血を使って金独異（きん・どくい）の毒を抜くことに。鉄邸には毒を作っている秘密の竹園があり、その奥には番人がいる。竹園に入ることは鉄飛龍に禁じられていたが、珊瑚は好奇心のあまり忍び込む。しかし番人に追い払われてしまい、鉄飛龍に引き渡される。その頃、毒が抜けてきた練霓裳は玉羅刹（ぎょくらさつ）の消息を示す手紙を受け取り、その指示通り竹園に入っていく。奥の密室には鉄飛龍とそっくりな人物が拘禁されていた。練霓裳は鉄飛龍に真相を問いただすが、飛龍は見間違いだと言い張る。一方、卓一航（たく・いっこう）は紫陽（しよう）掌門（しょうもん）に、代々の皇帝が受け継ぐ錦嚢（きんのう）を捜せという新しい任務を託される。錦嚢はかつて玉羅刹が宮廷から盗み出したものであった。

ストーリー

『白髪魔女伝』は、『セブンソード』で知られる梁羽生が著した同名小説を原作とした最新TVシリーズ。ブリジット・リンとレスリー・チャンが主演、傑作との呼び声が高い『キラーウルフ 白髪魔女伝』を含め、過去６回も映像化された人気の物語である。舞台となるのは、明の中期。太子と瑞王が皇位を巡って対立、宦官を長とする特務機関・東廠（とうしょう）と錦衣衛が瑞王派として権勢を振るう一方、武林最大門派の武当派が太子を支持していた。折しも江湖では、当代随一の武芸の使い手・玉羅刹（ぎょく・らさつ）率いる邪派・明月峡が悪名を轟かせ、武林はまさに一触即発―こうしたなか、物語の幕が開く。

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