宗方コーチの死を知らぬまま、アメリカへと旅立ち、世界ユースカップに出場したひろみは、優勝候補のマリア・ヤングに敗れたものの、みごと3位という好成績を収める。
帰国後、急いで宗方コーチのもとへ駆けつけようとするひろみに、父・修造は、コーチが遺した日記を手渡す。そして、コーチが病死したことを告げる……。
あまりのショックに宗方家へと走り出すひろみ。しかし、宗方家にはコーチの遺影が飾られていた。それを見るなり、ひろみは部屋を飛び出していく。ひろみを探す藤堂らが、かつて宗方コーチとひろみがテニスに打ち込んだコートへ向かうと、ひろみは雨の中、ひとりで球を打ち続けていた。なす術もない一同。そこに、ひとりの男が現れ、ひろみに向かって「宗方は死んだ!」と言い放つ。
負けたくない。自分にだけは。
キャスト:上戸彩、吉沢悠、松本莉緒、酒井彩名、石垣佑磨、柏原収史、金子さやか、森田彩華、甲本雅裕、高橋克実、高橋ひとみ、夏八木勲、内野聖陽
脚本:瀧川晃代
原作:山本鈴美香『エースをねらえ!』(中公文庫/ホーム社文庫)
演出:六車俊治(テレビ朝日)
音楽:住友紀人
オープニングテーマ:『エースをねらえ!』 HIROMI (日本クラウン)
エンディングテーマ:『愛のために。』 上戸彩 (ポニーキャニオン)
テニス監修:松岡修造
チーフプロデューサー:松本基弘(テレビ朝日)、関口静夫(共同テレビ)
プロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)、森安彩(共同テレビ)
製作:テレビ朝日、共同テレビ