雲中歌〜愛を奏でる〜 第25話 別れの後味

あらすじ

劉弗陵（リュウフツリョウ）と一緒に元宵節（ゲンショウセツ）を過ごしたいと願う上官小妹（ジョウカンショウマイ）のため、自分は町に出て許平君（キョヘイクン）と会った雲歌。そこで心ならずもモウカクと対面した雲歌は、彼に「私たちはもう会わないほうがいい」とはっきり別れを告げる。結果、モウカクは彼女をただ遠くから見守っていく決心をするのだった。一方その頃、霍成君（カクセイクン）は劉賀（リュウガ）を味方につけようと画策し…。

ストーリー

砂漠で運命の恋におちた聡明な少年・劉弗陵（リュウフツリョウ）と心優しい美少女・雲歌（ウンカ）。2人が将来の再会を誓って別れてから9年。大人になった雲歌は時の皇帝こそが劉弗陵とは知らないまま、彼を探しに長安を訪れる。そんな雲歌に救いの手を差し伸べたモウカク。彼もまた9年前に雲歌に恋した少年だったことを、彼女は知らなかった。そして、雲歌が劉弗陵と同じ玉佩（ギョクハイ）をもつ劉病已（リュウヘイイ）に出会った時、運命の歯車が動き出す。モウカクの正体に気づかず、劉病已を劉弗陵だと勘違いした雲歌は、天才料理人として名を挙げて宮中へ。そこで彼女を待ち受けていたのは数奇な宿命だった──。

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