2014年7月8日。BiSが横浜アリーナで行われたライブ「BiSなりの武道館」をもって解散した。およそ8000人におよぶ観客からは割れんばかりの大歓声が送られ、波瀾万丈のBiS物語も感動の大団円を迎えた。しかし、実はこの「BiSなりの武道館」の裏でとある企画が進行していた。BiSメンバーたちすら知らないところで。それが「BiSキャノンボール」である。監督はAV界では知らない者はいないハメ撮り王、カンパニー松尾。彼を総監督として、BiSのメンバー6人にAV監督たちが3日間の密着撮影を行った。解散ライブの前日、解散ライブの当日、そして解散ライブの翌日。BiSの6人は何を見て、何を喋り、何を感じていたのか? そしてそれを撮るAV監督たちは何を感じるのか?本作は2015年2月に全国の劇場で公開され、テアトル新宿レイトショー 1週目実写作品興行収入 歴代1位(96年以降)を記録した作品の完全版である。劇場版では泣く泣くカットされたシーン満載で構成されており、映画館で消化不良だった方にこそ、是非お勧めしたい。
2016年/日本/313分 R-18
監督:カンパニー松尾
キャスト:プー・ルイ、コショージメグミ、ヒラノノゾミ、テンテンコ、ファーストサマーウイカ、カミヤサキ、渡辺淳之介、カンパニー松尾、バクシーシ山下、ビーバップみのる、タートル今田、梁井一、嵐山みちる