交番勤務を続ける如月優二(竹内 力)のもとに、ある日、姪の可奈が訪ねてくる。彼女は、連絡が取れなくなって数日たつ家出少女、友達の美雪を優二に探して欲しいと告げる。しかし、優二は自らが刑事ではないこと、そして家出してから2ヶ月たっていることを理由に、生活課に報告することだけを約束する。
一方、警察署では連続白バイ事件解決のため特別捜査室が置かれ、本庁から来た荒井理沙(濱田万葉)は警察内部の人間へも尋問するのであった。
そんな中、美雪が戻ってきた。彼女は何かに怯え、口を開こうとしないが、ただ一言──「…ホームレスが殺された」──と呟く。
優二の独自の捜査により、事件は急展開を見せる。ホームレスや少女たちが“殺人ゲーム”の被害にあっているという。優二は自身の刑事課復帰を勧めてくれている刑事課の矢野(中倉健太郎)と結束し、事件解決へ突き進む。
しかし、優二の目の前に現われたのは、過去に優二と深い関わりを持つ一人の男であった…
2006年/日本/75分
監督:宮坂武志
脚本:小谷暢亮
キャスト:竹内力、濱田万葉、諏訪太朗、舘昌美、中山弟吾朗、中倉健太郎、吉岡毅志、松永裕子、根岸大介、脇知弘、本田博太郎