1990年代後半。中東での任務中、仲間を失ったスパイ、ガラハッド。残された彼の妻と息子のエグジーに、「何かあれば助けに来る」というメッセージと共に、勲章を託した。 それから17年後。エグジーは、ロンドンの労働者階級で無職の若者となっていた。そんな折、ガラハッドがエグジーの前に再び現れる。死んだ父の事、そして父が所属していた国際スパイ機関“キングスマン”の秘密を話すのだった。エグジーの父に命を助けられたガラハッドは、その恩返しとして息子を新たなエージェントとして迎え入れようとしていた。しかし、エージェントとなるためには過酷な試験をパスしなければならない。他の候補生は貴族階級出身で一流大学卒のエリート揃い。しかし、エグジーは死と隣り合わせの訓練に果敢に挑む。ガラハッドは、エグジーの高いポテンシャルを見抜いていたのだった。そのころ、“キングスマン”は、IT起業家リッチモンド・バレンタインによる大規模なテロ計画を突き止める。それは想像を絶する規模の大量虐殺を誘発する、前代未聞のテロだった。ヴァレンタインの魔の手は、彼らにとって邪魔な存在“キングスマン”にも迫りつつあった。 果たしてエグジーは“キングスマン”の一員となれるのか?地球規模のテロの行方は? 世界最強のスパイ“キングスマン”がついに動き出す!
2014年/イギリス/129分/日本語字幕版
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:マシュー・ヴォーン、マーク・ミラー
キャスト:コリン・ファース、ターロン・エガートン、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン