旅の疲れを癒しにサウナにやってきた一行。悟浄と八戒に、千の妖怪を倒したであろう三蔵はもうすぐ妖怪になってしまうかも、とからかわれ真に受けて不安がる悟空。そこへ体中が金の毛に覆われた妖怪が横切る。「三蔵が妖怪になっちゃった…!?」そう信じ込んだ悟空は、妖怪を追いかける悟浄と八戒から三蔵を守ろうとする。これは三蔵じゃない、否定する悟浄と八戒だが、悟空は聞く耳を持たない。必死に三蔵を守ろうとする悟空。しかし、隙をついた八戒の気功砲が妖怪に直撃する。「三蔵!」駆け寄った悟空は妖怪にしがみついて号泣する…。