独角児はニィ※健一の手に委ねてしまった紅孩児の身を案じていた。そこへ八百鼡から李厘がいなくなったことを聞かされる。2人は李厘を探すが、進入した の研究所で捕らわれてしまう。同じ頃、意識を取り戻した紅孩児は、自らが洗脳処置を施されてしまったこと、そして桃源郷の妖怪達の異変の元凶が玉面公主にあることを聞かされる。一方、宿へと急ぐ一行は、降り始めた雪を見て長安にいた時のことをふと思い出す。かつて悟空は人も寄りつかない未開の地の山の頂きに幽閉されていた。音もなく降り積もる雪は悟空に孤独を思い出させ、岩牢から解放された後も悟空は雪に怯えていた。どうしても部屋を出ようとしない悟空に、三蔵たちは…。