意識を取り戻した悟空と八戒。辺りを見回すと見渡す限りの砂地に無数の人骨が。唖然としながらもとりあえず出口を目指す2人の前に、全身黒タイツの地獄の番人が次々と襲いかかる。きりがないと逃げ出す2人。その直後、地響きと共に地面が大きく割れ、先程の番人の数倍の大きさの巨大なボスが立ちふさがる。一方、金閣を探しに山へ行く三蔵と悟浄。途中妖怪に襲われ、ふと油断した際に三蔵は崖へと引き摺り落とされる。とっさに鎖で引き上げる悟浄。息をついたのも束の間、気配を感じ振り向いた三蔵はいきなり触手に絡め取られ、宙吊りにされる。戦慄する2人を前に金閣は静かに姿を現す。