カミサマを倒すため、ひとりいなくなった悟浄。三蔵は悟空に、勝手に出て行った奴など放っておけと、けんもほろろに言い放つ。悟浄を置いて西へ向かう3人は、それぞれ口には出さないが違和感を感じていた。たまりかねた八戒は、悟浄を置いてこのまま西へ行くのは戦闘要員が欠け、得策ではないと説得しようとするが、「そんなに気になるなら、お前も抜ければいいだろう」と譲らない。ついにキレた八戒は、口論となり、悟空は2人の間でおろおろする。それぞれの苛立ちが頂点を超えた直後、妖怪たちが襲ってくる。ぶちギレた3人は、妖怪たちを一撃で倒し、元はと言えば悪いのは悟浄だ、と来た道を戻る。