ジープも通れない山道を歩く一行。ひとり疲れたとへばる悟浄は、木陰で一服する。ぼんやり煙草をふかしていると目の前には巨大なクマが! 思わず逃げ出す悟浄。三蔵、八戒がそれに続くが、ひとり事情の飲み込めない悟空は、唸りを上げて追いかけてくる巨大グマに大慌てで逃げ出す。4人はとりあえず手近な洞窟に逃げ込む。一方、吠登城。紅孩児の安否を気遣う独角児と八百鼡はニィ※健一に呼び出され、羅刹女の間で紅孩児に会う。瀕死の重傷を負い の手に委ねて1ヵ月。久しぶりに会った紅孩児はどことなくいつもと雰囲気が違った。戸惑う2人の前で紅孩児は、玉面公主の命じるまま、顔色一つ変えずに手下の妖怪をくびり殺してしまう。