妖怪に囲まれた悟空と村人たち。悟空は、襲い掛かる妖怪の魔の手から逃げまどう村人たちを洞窟に避難させ、ひとりで戦う。がしかし、数で勝る妖怪のきりがない攻撃に体力も尽きかけてしまう。窮地に陥った悟空は、とっさのひらめきで足場である崖を崩し、妖怪たちを一気に谷底へ落とすことで何とか勝利する。ホッと一息ついたところで、悟空は背後に人の気配を感じ振り返る。そこに立っていたのは、ニィ※によって洗脳され、殺戮マシーンと化した紅孩児だった。一方その頃、三蔵たちは雀呂の幻術に翻弄されていた。川で溺れる暗示をかけられ、水の中で息が切れそうになったその時、三蔵は彼の師である光明三蔵法師を思い出して…。