退屈しのぎの従然に宿屋の親父が貸してくれた双六を手に取る一行。賽を振るとなぜかコマがひとりでに動きマスに止まる。「賽は投げられた。まずは派手な歓迎を受ける事になるだろう。」そうコマが喋ると、突如くす玉が割れ、鳩が飛び出す。おもしろがった悟浄が賽を振ると、今度は天井から滝のような水が降り注ぐ。昇霊銃で双六盤を打ち抜くが水は止まらない。夢中で悟空が次の賽を振るとにわかに水は引き元通りに。この双六はコマが喋ったことがなぜか現実になる、そうしてあがるまで途中で抜けることができない。「呪いの双六」なのだった。その後も不思議なことが起こり続け、一同は双六に翻弄されるが…。