紅孩児は、戦いながら受けたダメージを修復し、再び戦うというヘイゼルとガトのコンビネーションをうち崩すことができず、瀕死の重傷を負った独角児を前に必死に戦っていた。隙を作って撃ち放った炎、それに続く渾身の打撃。そこへ上空に打って出た八百鼡が爆薬を投下し、ガトはそのまま崩れたガレキの下敷きになる。舞い上がる粉塵のなか、着地した八百鼡に、すかさずヘイゼルが回し蹴りを食らわす。紅孩児は思わず八百鼡に駆け寄ってしまうが、その直後ガレキの中から起きあがったガトの銃弾に紅孩児は倒れる。さらに無情にもヘイゼルはガトに命じ八百鼡にさえも銃口を向ける。あわや銃鉄が降ろされるその瞬間、悟空の如意棒がガトの銃を打ち払う…。