海へと向かう列車の中、オーロラはサビーネにナチスのユダヤ人狩りと、ファーバーもそれに加担していることを伝える。そこにファーバーが現れ、オーロラはサビーネに自分がスパイであることを明かさざるを得なくなる。夫と友人の正体にサビーネはショックを受けるが、真実を受け入れ、ファーバーに別れを告げる。窮地に陥ったかに見えたオーロラも、機転を利かせてファーバーの手を逃れる。オーロラが戻らないことにアルフレッドは動揺するが、戻ってきたメンバーと共にディエップへとたどり着く。そしてオーロラの到着を待つ間、ルネの死に関する真実を伝える。キャンプXでは、ナチスのスパイ、シュローダーがクラウスに接触し、シンクレア中佐と通信の要ヒドラが狙われる。シンクレアの説得もむなしく自爆しようとしたクラウスは、クリスティーナに撃たれて即死。悲しみに沈むまもなく、シンクレアはその夜、ディエップへの攻撃が始まることをクリスティーナに告げるのだった。
天才的な記憶力を持つアルフレッドがナチスに捕まり、XカンパニーとキャンプXは脅威を感じていた。もしも、彼が口を割れば全ての情報が敵に渡ってしまう…。シオバンは裏切りへの償いとしてゲシュタポ本部へ潜入を命じられた。決死の覚悟で得たアルフレッドの情報をハリーに伝えると、ナチスの尾行を絶つためトラックの前へ飛び込む。
2016年/カナダ/全10話/日本語字幕版