ゾマリの能力「愛(アモール)」は、その目で見たものの支配権を奪うというものだった。その力でルキアの身体を支配し、盾にしたゾマリに静かに怒った白哉は、ついに卍解。「吭景・千本桜景厳(こうけい・せんぼんざくらかげよし)」で、今、戦っているアーロニーロの宮をも内側から破壊する。だが、その爆発の中でもゾマリは生き延びていた。深手を負い、追いつめられたゾマリは、持てうる全ての力を使った技で白哉に挑んでくる。一方、石田と恋次のもとに現れたマユリは、ザエルアポロのつくりだした五感を支配する人形に苦戦していた。