「天貝繍助(あまがい しゅうすけ)」との戦いに決着がつき、「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」の上級貴族「霞大路(かすみおおじ)家」は再び平穏を取り戻していた。だが、当主となったはずの「瑠璃千代(るりちよ)」がある日、従者の「犬龍(けんりゅう)」と喧嘩をして、ひとりで現世へとやってくる。聞きたいことがあるのだと言う瑠璃千代に、一護は「もっと当主としての自覚を持て」と尸魂界に帰るよう諭す。そのそっけない態度に拗ねた瑠璃千代は、そのままどこかへと姿を消してしまう。日が暮れても姿を見せない瑠璃千代に心配になった一護たちは、瑠璃千代の捜索をはじめる。