【#1】
28歳の一希は、同棲して3年になる劇団員の彼氏の浮気現場を目撃してしまう。しかし怒りや不安をぶつけることができず、葛藤をひとりで抱え込む一希。職場の先輩や店に入り浸っている女子高生二人組はヘコんでいる彼女を放っておけない。一希が仲間たち三人と起こした行動とは!?
“日本代表”のロックバンドにして、音楽界のスーパー・レジェンド――その名はTHE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)。
そんなTHE BLUE HEARTSに衝撃を受けた6人の気鋭監督が、2015年のバンド結成30周年を機に、奇跡の企画を実現。監督それぞれが思い入れのある楽曲「ハンマー(48億のブルース)」「人にやさしく」「ラブレター」「少年の詩」「情熱の薔薇」「1001のバイオリン」をチョイスして自由な解釈で映像化し、全力のオマージュを捧げた。それが映画『ブルーハーツが聴こえる』だ。
この映画に登場するのは、自分に圧し掛かってきた困難を打破しようと戦う人間ばかり。そう、THE BLUE HEARTSから「がんばれ!」というメッセージを受け取った私たちのように。
恋愛、友情、家族、青春、喪失と再生。人生の普遍的な営みや感情の機微を優しく見つめつつ、明日への一歩をそっと後押しするような珠玉の物語が、本物のオリジナル音源と共に描かれる。
キャスト:尾野真千子、角田晃広、萩原みのり、伊藤沙莉、吉沢悠、余貴美子
監督:飯塚健