【#10】
東西戦決勝序盤、ひろゆき(古川雄輝)の決意を受け止め、“クリア麻雀”の五つの役のうち、最も難易度が高い三暗刻をひろゆきから和了った天(岸谷五朗)。残り千点、最悪の配牌という苦境にも決して諦めないひろゆきの懸命さに天も応え、ひろゆきは息を吹き返す。両軍ともに次々と役をクリアしていく中、西軍は三暗刻に手が届かない。迎えた終盤、天の余裕を見た原田(的場浩司)は、全ての理を捨てて一直線に三暗刻を狙う。
麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史(岸谷五朗)と出会う。天は、無類の勝負強さと強い意思をもつ代打ちで、ひろゆきは天に憧れ、麻雀の世界に没入していく。やがて天とひろゆきは、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげる(吉田栄作)や関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく。麻雀を通して、男たちの命をかけた圧倒的な心理戦を熱く描く。
キャスト:岸谷五朗、古川雄輝、でんでん、的場浩司、吉田栄作
脚本:根本ノンジ、政池洋佑、宮本正樹
原作:福本伸行「天 天和通りの快男児」(竹書房)
監督:二宮崇 柴田啓佑 宮脇亮
主題歌:THE YELLOW MONKEY「天道虫」(Atlantic Japan / Warner Music Japan)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:松本拓(テレビ東京) 倉地雄大(テレビ東京) 渋谷英史 小林素子
制作:テレビ東京/The icon