ユ・テオからの連絡で会うことになったグムジュ。すべてを打ち明けるというテオの話をグムジュは携帯電話に録音する。そこへどこからともなく“清掃員”が現れる。おとなしく携帯電話を置いていけと迫られるが、グムジュは無視して車に乗ろうとする。ところが背後ではピストルの銃口がグムジュを狙っていた。それに驚いたテオは腰を抜かし、弾はグムジュに当たってしまう。銃声を聞いたK-factの面々が慌てて駆けつけると、そこには血を流して倒れているグムジュがいた。急いで救急車を呼ぶ一方で、犯人と思われるすれ違ったばかりの車を追いかける。そして病院に運ばれたグムジュは大々的にメディアに取り上げられ、ボッコの知るところとなる。一方、“清掃員”に連れ去られたユ・テオ。公演が急きょキャンセルや突然、行方が分からなくなったことで、ファンがテオの危険を察知してしまい……。
法律事務所の弁護士よりも優秀な事務長グムジュは10年程前、試験恐怖症で司法試験に挫折した過去を持つ。絶えず大きな旅行用キャリアに裁判書類を詰め込んで事件の処理に奔走する。そうしてグムジュが夜を徹して仕事する間、夫はギャンブルに明け暮れ、浮気している始末。腹違いの妹ヘジュは弁護士になるが、グムジュを慕いついて回る。一方、ゴシップニュース会社K-factの代表ボッコは、酒の肴になる話題を求め日々、社員の尻を叩く。ついに名誉棄損などで起訴されてしまうが、相手の弁護士が何とヘジュだった。裁判の日、ボッコ側の弁護士が証人を立てて公判が不利に傾いていくと、グムジュはブラウスのファスナーを下ろしてボッコが触るように仕向け、セクハラだと騒いだ末に休廷に持ち込む。
2016年/韓国/MBC/全16話/日本語字幕版
監督:カン・デソン、イ・ジェジン 脚本:クォン・ウンミ
キャスト:チェ・ジウ、チュ・ジンモ、イ・ジュン、チョン・ヘビン