ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、<死、黄泉の帝王>であるトートを主人公にして宝塚ならではの作品として上演。’96年2〜3月に雪組で初演され大好評を得て、その年の11〜12月に星組で再演。そして、’98年に新しく誕生した宙組により、三度目の上演となったのが当公演。物語はエリザベート暗殺犯ルキーニ(湖月わたる)を狂言まわしに進行する。意識不明となり冥界に迷い込んだエリザベート(花總まり)に一目で惹きつけられたトート<死、黄泉の帝王>(姿月あさと)は、彼女に命を返してやる。そして、その愛を獲るまでエリザベートを追い続けることを決意する。ハプスブルグ家の若き皇帝フランツ(和央ようか)はエリザベートを見初め二人は結婚するが、自由を愛する彼女は厳格な皇太后ゾフィー(出雲綾)や、窮屈な宮廷生活に耐えられず、フランツに助けを求めるが彼も味方ではなかった。そんなエリザベートの許にトートは度々訪れ死へと誘惑する…。Book and Lyrics by Michael Kunze Music and Orchestrations by Sylvester Levay Original production: Vereinigte Buhnen Wien GmbH Worldwide Stage Rights: VBW International GmbH Linke Wienzeile 6, 1060 Vienna, Austria
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1998年/宙組/宝塚大劇場/キャスト:姿月あさと、花總まり、和央ようか