“紅蓮の獅子王”団の“温泉合宿”に参加することになったアスタたちが、メレオレオナ団長に連れられてやってきたのは、常に溶岩が噴出しているという強魔地帯“ユルティム火山”だった。山頂にある“温泉”を目指し、常時、魔力をからだに纏い続ける魔道士 としての基礎技術 “マナスキン”を使って、溶岩と熱から身を守りながら登ってゆく一同。だが、魔力のないアスタにはそんなことはできない。そんな中アスタは、メレオレオナ団長が言った言葉からヒントを得て、“魔女の森”で無意識に発動した力を故意に発動できないかと考える。