宇宙開発事業を推進する巨大IT企業“ギャラクシーK” 社長・黒木暁(佐野史郎)のもとに、記者会見会場に爆弾を仕掛けたという脅迫電話が入った。一報を受けた警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、すぐさま現地に駆け付け、対策本部を設置する。
ギャラクシーKでは一般人から宇宙飛行士を選ぶプロジェクトを進めており、その日はお台場のホテルで元教師・羽場衣織(辺見えみり)が宇宙飛行士候補に決定したことを大々的に発表する予定だった。脅迫電話をかけてきた犯人は先日、大岩らが解決した“屋形船爆破未遂事件”と同じ爆弾を仕掛けたと告げ、「会見でウソをついた瞬間に爆破する」と脅したという。
黒木はいたずら電話だとして会見を強行しようとしており、会場に潜入した捜査員たちは必死に爆弾を捜索する。そんな中、お台場署の新人刑事・小倉安子(山本舞香)が、スタンバイする衣織のそばに、不審な箱が置かれているのを発見。箱の中身が爆弾に違いないと確信した大岩は特殊捜査班突入を決定し、会場は騒然となる。安子は衣織に避難を促すが、彼女はなぜか「バカね…宇宙になんて行けるわけないじゃない」とつぶやき、なかなかその場から離れようとしなかった。一体誰が、箱を置いたのか…。
内藤剛志が叩き上げの捜査一課長・大岩純一を演じる、人気ミステリー『警視庁・捜査一課長』のスペシャル!
キャスト:内藤剛志