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駅弁刑事 神保徳之助2

駅弁刑事 神保徳之助2

  • 168時間
  • 1:34:44
  • 330円(税込)

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【#2】
神保徳之助(小林稔侍)の勤める日暮里警察署管内で殺人事件が発生した。公園で殺されていたのは三枝真奈美(浅野麻衣子)。捜査を始めようとしたところで、警視庁の捜査一課が「事件の捜査は自分たちがする」と割り込んできた。一課の3係を率いるのは、徳之助がかつて一緒に組んで仕事をしていた刑事の息子・北村祐介警部補(小林健)だ。殺人現場から逃走した男の似顔絵を独自に手に入れた徳之助は、被害者が勤務していた病院のカウンセリングルームを訪れる。そこで徳之助は見覚えのある女性と出会う。以前、東北駅弁大会の会場で会津福福弁当を譲ってもらった沙織(鳥居かほり)だった。彼女は心理カウンセラーで、被害者の上司だったのだ。被害者の同僚・石塚(松田洋治)と一緒に似顔絵を見てもらうと、石塚はその人物が病院の周辺をうろついていた覚えがあるという。さらに調査を進め、似顔絵の男が露店で南会津の名物・シンゴロウを売っている佐川哲夫(森廉)であることを突き止めた徳之助。事件の真相を求めて会津若松へ向かうと、佐川が幼い頃母親からひどい虐待を受けていた挙句に捨てられたという過去を持っていたことが分かる…。

日暮里警察署の刑事である神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライター・工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助は、“定年になったら日本全国駅弁めぐりの旅をする”と亡き妻と約束しており、それが果たせなかった妻への思いも込められていた。ある日、IT関連会社社長の黒崎(結城貴史)が殺される。徳之助は現場に駆けつけるが、警視庁の捜査一課の刑事たちに一蹴される。捜査一課を率いているのは、係長の北村祐介(小林健)という若手エリートだった。北村は黒崎の殺人事件を物盗りの犯行と断定。現場に落ちていた遺留品から捜査を始め、ほどなく山名(吉永雄紀)という男に当たる。山名は自供し、事件は簡単に解決したかのように見えた。しかし物盗りの犯行という捜査方針に最初から疑問を抱いていた徳之助は、独自に聞き込みをして、新たな証拠を捜し出す。それは山名が犯人ではないことを証明するものだった。そして山名も自白を翻す。警察が誤認逮捕をしたとなれば、エリートである北村の経歴にも傷が付く。新たな証拠から目をそらす北村に対して、徳之助は「それが目指してきた警察官の姿か?」と問う。実は北村は、徳之助がかつて一緒に組んでいた同僚の息子だったのだ。北村の父親は捜査中に犯人に撃たれて殉職、徳之助はその責任を感じて密かに息子の北村を長い間見守ってきた。そして再び、殺人事件が発生。殺されたのは黒崎と同じ山形出身の男だった。この二つの事件につながりを感じた徳之助は山形県天童市へ向かう。

キャスト:小林稔侍、小林健、遠藤久美子
監督:吉村達矢、上野貴弘

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