【#7】
天城恭一(速水もこみち)との関係を勘ぐる社内の空気に疲れ、佐藤唯(松井愛莉)がボヤいた「誰もいない水族館で癒されたい…」の言葉を聞きつけた天城は、すぐさま水族館を貸し切りに。ところが、到着してみるとそこには、三島冴(田中道子)と一緒に藍田航之郎(平岡祐太)の姿が。その結果、冴は天城と腕を組んでペアとなり、残された唯は必然的に藍田と2人で鑑賞することになる。
天城は笑顔で談笑する唯と藍田の姿にイライラを募らせる。一方の唯も、冴の言いなりになっている天城へのモヤモヤが加速していく…。
そんな中、天城の「褒められ嫌い」は過去の出来事に起因することが分かる。冴が唯に詳細を伝えようとすると、天城はいつにない強い調子でそれを制止。「佐藤さんには話せない」という天城の言葉に、唯は複雑な思いを抱く…。
天城製薬の派遣社員・佐藤唯(松井愛莉)は、愛犬を亡くした悲しみからバーで酒をあおっていた。「生き返る薬、開発しろよ〜」と泣きながらクダを巻いていると、一人の男が声をかけてくる。
「死んだものは生き返らない」。その代わりに、過剰摂取すればすぐにでも犬に会える薬を教えると言う。さらに「無駄吠えは家でやっていただけませんか」と、容赦ない言葉を連射。すると唯は、仕返しに足を引っかけて男を転ばせると、「わざとでーす」と言い捨て店を出る。
その男が、自社の社長、天城恭一(速水もこみち)であることも知らずに…。
翌日、社長室に呼び出された唯は、クビを覚悟で出頭。しかし、天城が唯に告げた言葉は、「僕を奴隷にしてください」だった。
キャスト:速水もこみち、松井愛莉、田中道子、入江甚儀、片山萌美、平岡祐太
脚本:さくのり限、伊澤理絵
プロデューサー:山崎宏太(ABCテレビ)・清家優輝(ファインエンターテイメント)
監督:菊地健雄・桑島憲司
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:ABCテレビ