黒い瞳−プーシキン作「大尉の娘」より−（’98年月組・宝塚）

ロシアの文豪プーシキン原作の「大尉の娘」をモチーフに、ロシア帝国の圧制下に喘ぐコサック民族の反乱の中、民族と身分を越えた純粋な愛を描いた作品。ロシア貴族ニコライ少尉（真琴つばさ）は、任地ベロゴールスク要塞へ向かっていたが、雪で道は埋もれ途方に暮れていたところ、一人の浮浪者が現れ宿屋を案内した。ニコライは自分の外套を差し出すが、彼こそが反乱軍のリーダー・プガチョフ（紫吹淳）だとは知る由もなかった。要塞へ辿り着いたニコライは、連隊長の娘マーシャ（風花舞）に出会い、二人は互いに惹かれ合うが、マーシャは実はコサックの娘だった・・・。

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