秋社の式典に出席するよう祖父を説得してほしい――李承乾(り・しょうけん)からの依頼で、高士廉(こう・しれん)は大安宮を訪れた。彼は、同世代の太上皇に意見を言える立場にある、数少ない人物のうちの1人なのだ。しかし、その彼が進言しても、太上皇は首を縦に振ろうとはしない。すると士廉は「あの日のことをまだ根に持っておいでですか」と切り出し…。
王(おう)教授の指揮のもと、唐の時代のものと思われる陵墓の発掘調査が行なわれていた。そこに記録係兼雑用係として参加していた雲不器(うん・ふき)は、軽々しく立ち入り禁止のテープを越え、出土品に触れてしまう。その時、地鳴りと共に大きな揺れが起こり、地面に大きな穴が。大事にしていた簪(かんざし)を落としてしまった彼は、それを拾うために底の見えない深い穴へと身を躍らせるのだった。したたかに打ちつけた腰をさすりながら簪を拾い上げた雲不器は、地の底にたたずむ3体の石造を目にする。簪を使い、その石造に隠された“仕掛け”を作動させる不器。すると、彼の体は不思議な光に包まれ…。
2018年/中国/全36話/日本語字幕版
監督:ジュー・ドンニン 脚本:ヤン・カイリン、ロン・シャオシャン
キャスト:ワン・ティエンチェン、ジャン・ジアニン、ジャン・ジーヤオ、アニタ・ユン、ワン・ウェンジエ、ユー・ズーヤン、ワン・ヨンチュエン、リー・グアンフー、ディン・コー、フー・ウェンザー